初めに

このブログを読まれている方は恐らくマッサージ師で手や肘に何かしらの不具合で悩まされている方だと思います。ではどのような不具合があり、なぜその不具合が起きるのかを解説していきます。

マッサージ師においての不具合

オーバーユース、いわゆる手の使い過ぎによって「腱」や「腱鞘」が過剰に引っかかっり、さらに擦れたりして炎症を起こし手首に腫れや痛みが出てくる症状を腱鞘炎と言います。

「腱」→骨と筋肉を繋いでいる組織

「腱鞘」→腱が骨から離れない様にバンドのようにとめておく組織の事です。

マッサージ師は指をよく使う職業で関節が硬くなりばね指になることもあります。ばね指とは簡単に言えば指の腱鞘炎。腱、腱鞘に炎症が起こりそのまま放っておくと腱や腱鞘が腫れて腱がうまく動かなくなり、ばねのようなかくかくとした動きを起こしてしまいます。

主に多いのはこの２つです。特にマッサージ師になって間もない時に数々の指を使う慣れない練習や手に体重をかけてしまうことで起きてしまいパフォーマンスが落ちてプレーヤーとしては仕事ができなくなってしまうこともあります。

だからこそ日々の予防、腱鞘炎、ばね指になっても1日でも早く改善する必要があります。

ばね指も腱鞘炎もこれが一番多いとされています。基本的に動かさない、周りのストレッチをして筋肉の炎症を軽減させることです。かなり熱を持っている場合はアイシングを行うこともあります。

腱鞘内にステロイド注射を打ちます。この注射で3ヵ月以上は無症状なことが多いですが、再発することも少なくありません。メリットとしてはすぐに効くことです。

保存治療、ステロイド注射でも再発をしてしまう場合は手術をします。局部麻酔で炎症している部分に対して手術をします。

実は腱鞘炎、ばね指でも全身のどこに原因があるか分かりません。神経の通りが悪くなって痛み、違和感が取れないことがあります。そういった部分を全体を通してしっかり検査を行い、

原因の説明をしっかりさせて頂き、循環を良くして回復力を上げながら改善に導きます。更にホームケアや日常の意識をする点をお伝えして1日でも早く改善するようにしていきます。

手に負担をかけ続けるマッサージ師は疲労が溜まり続けると不具合を起こしてしまいます。だからこそケア、違和感を感じた場合はすぐに手肩改善センターに見せて頂き、少しでもパフォーマンスが上がり仕事を続けられるよう頑張っていきましょう！！