世界のゲーム市場は約22兆円と言われ、今や大人から子供までゲームをする時代になりました。
ゲーマーとは一般的にはコンピューターゲームをする人、愛好家と言う意味合いで使われています。
今回はゲームをしていての体の不調についてお話していきたいと思います。
こんな症状
遊びで一日数分など少しの時間でしたらそこまで体に負担はすくないかもしれません。しかし長時間のゲームは様々な部分に負担をかけます。
いまはプロゲーマーと言うゲームを生業として稼ぐ職業も存在します。またゲーム配信などでゲームを実況する仕事も存在します。
プロゲーマーとなると練習も平均8~9時間もの時間を割いていて12時間以上にわたることもあると言います。
普通にデスクワークで8時間仕事をしていても腰痛や肩こりが起こります。それ以上にプロにもなると勝ち負けもかかるので精神的にも相当な負担がかかります。なかなか過酷な職業であると言えます。
プロではなく遊びでゲームをしているだけでも、精神的な負担はないかもしれませんが体への負担は避けられません。
最近は家庭用ゲームよりもスマホでのゲーム市場が拡大しているので、小さな画面をずっと見続けたりスマホを持ち続けたりとスマホならではの負担も増えています。
ゲームにおいて多い不調は主に
・眼精疲労
・手首の痛み
・ひじの痛み
・腰痛
・肩こり
・精神疲労
・不眠
などがあげられます。
原因
目の疲れ
目は涙腺からでる涙で乾燥から守りながら栄養と酸素を供給していますが、集中すると瞬きが減って涙の量も減ることで目が乾燥してつかれてしまいます。
またスマホやPCモニターからはブルーライトという強い光が出ているので、それが目にダメージを与えます。
それから近い画面にピントを常に合わせているので筋肉が披露することも考えられます。
ツボ
攅竹 目頭
陽伯 瞳孔のラインで眉毛の2センチ上
太陽 眉尻と目尻から指2本外側
魚腰 眉毛の上
ブルーライトカット
ブルーライトをカットするモニターや眼鏡などで目をブルーライトから保護します。
近くと遠く
ピントを合わせる毛様体筋は近くを見ると縮んで、遠くを見ると緩む性質があるので遠くと近くを交互に見ることでストレッチをかけて緩ませることができます。
1 親指を立てて1秒見ます
2 3メートル以上離れたものを1秒見ます
3 指と遠くを交互に繰り返し見ます
腱鞘炎・腕・手の疲れ
マウス操作やパッド操作、キーボード、コントローラーなどゲームによって操作する物は違いますが手を頻繁に使うのは変わりません。
ずっと使い続けると炎症を起こして痛みが出てしまいます。基本は休ませて安静なのですが、仕事になると使わざるえません。
アイシングや手のストレットなどでカバーしていくことが有効です。
腰痛
ずっと座っている事が多いので腰にかかる負担は相当なものです。ゲーミングチェアーと言う長時間座ることを目的にした椅子もありますが、それでも同じ姿勢は体に良くありません。
熱中してしまうと時間がたつのも忘れてしまうこともありますが、1時間おきぐらいには立って歩くことをお勧めいたします。
肩こり
肩こりも腰痛と同じく同じ姿勢によって肩回りの筋肉が緊張してしまうことが原因の一つと考えられます。
また肩こりは肩だけでなく眼精疲労や腕の疲労などが原因で起こることもあります。ですので腕のストレッチも有効ですし、胸のストレッチや肩を回す運動も有効です。
不眠、精神疲労
夜遅くまでゲームをしたり、寝る直前までやっていたりすると自律神経の運動をつかさどる交感神経が優位になり、体を休ませる副交感神経とのバランスが崩れてしまいます。
すると体に様々な不調を与えるのでゲームをする時間や寝る前はスマホをしないなどと言った対策が必要です。
一般的な施術法
一般的にはマッサージや、温めたりすることで血流を良くすることが改善のカギになります。しかし腱鞘炎などのように炎症が起こっている場合は冷やす必要もあります。
何はともあれ仕事でないのであればゲームを控えたり、やる時間を決めて計画的にゲームをすることが求められます。
肩こりや腰痛であれば整体院、マッサージ店、鍼灸院など、腱鞘炎などであれば整形外科などがその対象となります。
当店の施術法
当店では問診をして患者さんに合わせた施術を行っていきます。肩こりや腰痛であってもその原因が足や手から来ている場合もあります。
また疲労や不眠などで背骨や骨盤が硬くなっているのが原因でより不調が出やすい状態になっているケースもあります。
痛いところが原因ではない場合が多いと言えます。その方の不調の原因になっている部分を探し出してケアしていくのが当店のスタイルです。
トントン整体法
体を体表からトントンと軽く叩くことで、体の循環を良くして改善していく独自の整体法です。軽い刺激で子供からお年寄りまで受けていただくことができます。
最後に
ゲームは楽しくついつい時間を忘れて遊んでしまいがちです。しかし体に負担をかけてまで遊ぶのは本末転倒です。体をケアしながら楽しいゲームライフをお過ごしください。