バドミントンで手や肩が痛い方は必見!原因と対策お伝えします。

バドミントンで手や肩が痛い方は必見!原因と対策お伝えします。

生涯スポーツともいわれるバドミントン。公園でのレジャーから本格的にコートで…など様々な楽しみ方ができますよね!

ここでは、そんなバドミントンに関係して発生する手や肘の怪我についてお話していきますね!

✔久しぶりにバドミントンをして手や肘を痛めてしまった
✔週一で通っているけど腕が痛む
✔これから始めるから正しい体の使い方を知りたい

そんな方はぜひ最後まで読んでいってくださいね!

バドミントンで起こる怪我って?

バドミントンで発生しやすい手や肩の怪我には腱鞘炎、インピンジメント症候群、腱板損傷、上腕二頭筋長頭腱炎、上腕骨内側上顆炎(テニス肘)などがあります。

それぞれどのよう怪我なのかお話ししていきますね。

腱鞘炎(ド・ケルバン病)
腱鞘とは筋肉の腱を包んでいるさやのようなもので、バドミントンではラケットを振る動きで手首を繰り返し使います。それによって腱鞘が繰り返し擦れて炎症が起きます。

腱板損傷
腱板とは肩甲下筋、小円筋、棘上筋、棘下筋という肩回りの4種類の筋肉の腱の集合を指します。

バドミントンでは特に腕を上げて、ラケットを振ったりというようにオーバーヘッドで肩を動かす場面が多くありますが、繰り返しの動きが腱板損傷につながります。

インピンジメント症候群
インピンジメントとは「衝突」という意味があります。肩関節で隙間が何かしらの影響で狭くなり、違和感を感じたり、痛みを感じる状態の事を言います。

バドミントンのような腕を上げてオーバーヘッドの動きの多いスポーツで負担がかかり続け、発症します。

インピンジメント症候群では腕を上げるときに途中まで痛いが、上がりきってしまうと痛くないというのが特徴です。

上腕二頭筋長頭腱炎
力こぶの筋肉である上腕二頭筋は長頭と短頭という2つに分かれています。

そのうち長頭の腱は、肩の前側の「結節間溝」という溝を通ります。腕を上げたり、肘を曲げる、腕を外へねじるような動きをする事で摩擦が加わり、炎症が起こります。

また上腕二頭筋は肩甲骨に付着しているので、腕や肘だけでなく肩甲骨の柔軟性も関係してきます。

上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
肘の内側に痛みが出ます。上腕骨の内側上顆に付着している筋肉や腱に炎症が起こります。

ゴルフでクラブをスイングした際に痛みが出現することからゴルフ肘と呼ばれますが、バドミントンのような腕の力を発揮したり、腕の曲げ伸ばしが頻回するようなスポーツでも発症することがあります。

バドミントンでは特にフォアハンドの際に負担がかかります。

一般的なアプローチ

上記のような怪我で整形外科や整骨院を受診すると、電気を流したり、痛い部分のマッサージを行うことが多いです。

腕なら腕の筋肉を緩める施術、超音波治療や干渉波治療などを行う場合もあります。痛みが強い場合には消炎鎮痛剤や湿布などが処方されます。

しかし、それだけではよくならない方が実は多いのです。

自分でできる対策

ウォームアップ
身体が冷えて血液循環が低下している状態だと筋肉や関節などの負担が大きく、怪我が発生しやすい状態になります。

ですので、バドミントンを楽しむ前に軽くジョグをしたり、全身を温め血液循環を上げましょう。

胸椎のエクササイズ
バドミントンでは手や肩をメインに使いますが、身体をひねったり瞬時に反対側に反応したり体幹の動きも重要になってきます。

その際に胸椎の動きが上手く出ていない状態だと、インパクトの際に力を発揮しずらくなるので、その分肩や手に負担がかかります。

ですので、関係ないと思われがちな体幹部もしっかりストレッチを行うことで怪我の予防になります。

①股関節、膝、肩90°の四つん這いになって、片方の手を頭の後ろにセット。
②肘を外に向けるように、上半身を回旋させます。

この時、体重が前後左右に揺れてしまったり、腰が反ってしまうとうまく胸椎が動かせないので注意してくださいね!
肩甲骨や肩回りのストレッチ
バドミントンではオーバーヘッドでの動きが多くあります。肩甲骨や肩回りのストレッチをしっかり行うことで怪我の予防や再発防止になります。

①片腕を斜め前に伸ばし、もう片腕で肘の上を抑えます。

②両腕を頭の後ろへやり、片方の肘を反対の手で掴みましょう。

手首のストレッチ
ラケットを振る際に手首の動きが重要になります。手首のストレッチをしっかり行うことで怪我を引き起こしにくくします。

①肘を伸ばした状態で手首を上方向や下方向へ伸ばしてあげましょう。

当店でのアプローチ

手首なら手首、肘なら肘の施術をして終わりの所が多いですが、当店では、姿勢や動きなど身体全体をみて、痛みが出ている部分に負担がかかっている原因を探していきます。

それには全身を見てそのバランスで判断する必要があります。

痛みが出たり、硬くなっているところなどは改善しなくてはいけない部分ですが、ではなぜその場所に負担がかかっているかを追っていく事が根本解決になります。

天神手肩改善センターでは、根本からの改善を目指します。今の痛みだけでなく、再発防止やバドミントンのパフォーマンスを上げていくことも目指せます。

最後

バドミントンは老若男女誰もが楽しめる生涯スポーツです。日頃から自分でできるケアを取り入れ、怪我や故障なく長く楽しめるとよいですね!

一度怪我や故障をしてしまうと、バドミントンを休む必要が出てきますし、治りにくいため、日々のメンテナンスや早めのケアが重要です。

少しでもへんだなと感じたり、違和感がある場合は早めに当店にご相談くださいね!